学芸員(海洋生物・水族館教育)プロジェクトワイルドファシリテーター(上級指導員) 姫路大学講師(非常勤)/担当科目:海洋生物学、博物館学
〇元神戸市立須磨海浜水族園学芸普及グループ長 ラッコ・魚類・海産無脊椎動物の飼育研究のほか環境教育・学習交流事業を担当 展示研究のため海外の博物館、動物園、水族館をめぐるうちアメリカの水族館に触発されてスマ水にボランティア (SAPV)を導入〇神戸生物クラブ、こども環境活動支援協会(西宮)などでこどもの自然体験活動をサポート〇須磨海岸生物調査研究所の代表として神戸沖メガロベントス調査・大阪湾生きもの一斉調査などを実施
10歳位までにできるだけたくさん自然や本物にふれることが健全な脳の発達に不可欠といわれていますが、危ないからと野外に出かけることを避け、電子メディアで過ごす時間が急増し、こどもの自然体験の機会は激減しています。リチャード・ルーブは自然体験不足障害(Nature Deficit Disorder=NDD)を提唱しこのことに警鐘を鳴らしました。
自然の神秘や不思議に目を見張る力「センスオブワンダー」をもっているこどもは、本能的に自然や生きものと遊ぶことが大好きです。夢中になって生きもの探しをしていると、時に大人の方が大歓声をあげ笑顔が親子を包む…何気ない周囲の大人とのコミュニケーションからこどもは自然や環境に感謝と敬意を抱くようになります。そんな大切な親子の自然体験の機会を科学コミュニケーションによって専門家がサポートする新たなプロジェクト「こどもサイエンスショップ」をスタートアップします。
本物と出合って自然や科学のおもしろさを肌で感じてほしいのはもちろん、こどもの発想は天才的なので、どんなアイデアやおもしろキッズと出会えるかとても楽しみにしています。
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